お金にまつわる不変の真理があるとしたらあなたは知りたいですか？
そんな心理があるならだれでも知りたいですよね。
不変の真理を学べる書籍があるのです。
今回おススメするのがマンガ版「バビロン 大富豪の教え」です。
この書籍ではお金にまつわる不変の真理が〈黄金に愛される七つの道具〉として紹介されています。
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
新NISAが開始され投資や貯蓄への関心が高まっています。
豊かになるため、老後のため、子供の教育資金のため。
目的は人それぞれです。
ただ投資や貯蓄の関心の高まりにともない投資詐欺などの犯罪も増加しています。
今後資産を増やすだけではなく守ることも大切になってきます。
子供向け投資教室の人気の高まりあり、子供への教育も必要になります。
今回おススメする書籍はマンガ版「バビロン 大富豪の教え」は、
大人の投資や貯蓄の入門書としてだけではなく、
子供の教育用としても使える書籍になっています。
マンガ版「バビロン 大富豪の教え」
原作者はジョージ・Ｓ・クレイソン
「バビロン 大富豪の教え」は元々小説である「バビロンの大富豪（TheRichsetInBabylon）」を
漫画化したものです。
原作者はアメリカ人であるジョージ・Ｓ・クレイソン。
1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、
このシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロンの大富豪)』として単行本化され、
90年以上たった今でも世界中で読み続けられているのです。
1926年というのは日本でいうところの昭和元年に当たります。
そのころから読まれている名著ですからそれだけでも読む価値がありそうですよね。
「バビロン 大富豪の教え」あらすじ
古代バビロニアの都市バビロンを舞台に武器職人の息子バンシルを中心に物語が描かれていく。
バビロンは古代メソポタミア地域に位置した古代都市で、世界史上重要な文明の一つ。
バビロンはその文化、都市計画、建築物、および法律体系で知られている。
バビロニアの王ハンムラビは、有名なハンムラビ法典を制定。
この法典は、刑法や契約法などの法律規定を含んでおり、古代世界で広く使用された。
武器職人の父親のもと日々仕事をこなしていくバンシル。
しかし仕事をしながらも貧乏であることを考えているとき、
友人である商人の息子であるコッビに「お金持ちになる方法」を聞きに行こうと誘われる。
バンシルはコッビとともにバビロンの大富豪アルカドに話を聞きに行く。
そしてアルカドから告げられる。
“お金持ち”というのは「お金の増やし方を知っている者」
人々は彼らをお金持ちだと言っているのだ
引用元：マンガ「バビロン 大富豪の教え」P68
まずは「収入の十分の一を貯金すること」を教えられます。
アルカドにその教えを半年間守れたらお金を生み出す秘訣の講義に参加してよい、
と告げられたバンシルとコッビは見事に教えを守り講義に参加。
お金を生み出す秘訣の講義で得た知識が、〈黄金に愛される七つの道具〉だった。
黄金に愛される七つの道具
お金にまつわる真理として〈黄金に愛される七つの道具〉と呼ばれる
七つの原則が挙げられています。
七つの原則を守ることでお金に対する理解が深まり、賢いお金の使い方ができるようになります。
収入の十分の一を貯金せよ
収入の10％を貯金することは、将来の不測の事態に備えるだけでなく、
自己成長や新たな投資機会にも活用できます。
貯金を通じてお金を管理し、将来の安定を図りましょう。
例えば会社員であればひと月の手取りの月給が20万の方は2万円を毎月貯金するのです。
学生であっても可能なのです。
月のお小遣いが決まっている、仕送りなどからその十分の一を貯金したらいいのです。
欲望に優先順位をつけよ
欲しいものはたくさんあるでしょう。
その中で本当に必要なものや大切なものを見極めることが重要です。
無駄な出費を減らし欲求をコントロールし優先順位をつけることが必要です。
人間の欲望には上限がありません。
以前は欲していたものでも手に入ると次により良いものが欲しくなります。
iPhoneを買ったのに次の年には新機種が発表されることなどザラにありますよね。
貯えた金に働かせよ
貯金だけではなく、そのお金を使ってさらにお金を増やす方法を模索しましょう。
投資やビジネスなど資産運用の方法を学び、
お金を有効活用して資産を増やすことが大切です。
「バビロン 大富豪の教え」では漫画の間にコラムが書かれています。
コラムの内容は少しお子さんには難しいかもしれませんが、
知っていて損はしないので一度読んでみるのもいいでしょう。
そのコラムでは資産運用の方法としてインデックス投資がおすすめされています。
この記事では詳細については割愛させていただきますが、
お金を貯えることだけではなくお金にも働いてもらうことが大切になるのです。
危険や天敵から金を堅守せよ
お金を守ることも重要なスキルの一つです。
投資やビジネスでリスクを取る際には、十分な検討とリスク管理が求められます。
詐欺や不正行為から身を守るためにも正しい知識を身につけることが必要です。
ギャンブルのような一攫千金話には乗らない。
知識のある知人に相談するなど自分のお金を守ることを徹底しましょう。
より良きところに住め
環境や住居は生活の質を左右します。
お金を使ってより快適な環境を手に入れることで生活の満足度や幸福感を高めることができます。
ただし無理をして高額な住宅を購入するよりも、
自分に適した賢い選択をすることが大切です。
例えば職場までの距離が近く通勤時間を短縮でき、余った時間を家族と過ごす、
または自己成長の時間に使うなどより良い人生にするために活用します。
間違っても見栄のためなどのために家の購入をしないようにしましょう。
今日から未来の生活に備えよ
将来のために今から準備を始めましょう。
積立や投資、保険など将来の不測の事態に備えるための準備を進めることで、
不安を軽減し、安定した生活を築くことができます。
「来週から」、「来月から」、「いずれは・・・」と先のことには期待しない。
「今」から始めるのです。
貯金も大事ですが保険も大事です。
ただ単純に固定費の削減として保険をやめればいいということではありません。
もし自分がけがや病気などでお金が必要な時に貯蓄だけで補えますか？
自分の貯えと照らし合わせて必要、不必要の判断をしましょう。
自分こそを最大の資本にせよ
最後に、自己投資の重要性が強調されます。
知識がいくらあっても実際に行動をしなければ意味がないということです。
〈黄金に愛される七つ道具〉を知っているだけでは意味がないのです。
〈黄金に愛される七つ道具〉を理解し実践しなければいけません。
自己成長やスキルアップに投資することで、
自分自身を価値ある資産に育てることができます。
最近ではChatGPTが台頭してきたことでなくなる職業がフォーカスされていました。
どうでしょう？
皆さんは日々の自己投資をされているでしょうか？
自分の能力や才能を最大限に活かし、豊かな人生を築いていきましょう。
〈黄金に愛される七つの道具〉をさらにアップデートした〈五つの黄金法則〉
アルカドの命を受け旅に出るバンシル
〈黄金に愛される七つの道具〉を学んだバンシルはアルカドに問われます。
「お前は金と知恵、どちらか一方を手に入れるとしたらどちらを望む？」と。
バンシルはもちろん、「知恵」を選びます。
お金持ちになるためにはお金を増やし方を知っている方がいいからです。
それを証明するためにアルカドから「お金の入った袋」と「知恵の入った袋」を受け取り、
バンシルを旅に出ることを決意します。
「知恵の入った袋」を受け取る際にアルカドに、
『「お金の入った袋」が空になるまでは「知恵の入った袋」を開けてはいけない』と、
バンシルは告げられます。
〈黄金に愛される七つの道具〉を学び、守ろうとするバンシルでしたが、
旅先でのさまざまな出来事によりとうとう「お金の入った袋」が空になってしまいます。
入っていたのは粘土板でした。
粘土板に刻まれていたのが、〈五つの黄金法則〉になります。
- 家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を貯える者の元には
黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう - 黄金に稼がせる勤め先を見つけてやり、
持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明であれば、
黄金は懸命に働くことだろう - 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、
黄金は離れることがないだろう - 自分が理解していない商い、あるいは、
黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに
投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう - 非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉に乗ったり
己の未熟な経験を妄信したりする者からは
黄金は逃げることになるだろう
〈黄金に愛される七つの道具〉をより昇華した教えが〈五つの黄金法則〉。
旅先での出来事でよりバンシルは学ぶことが出来ました。
言葉だけで読むと難しいですがマンガ版ではストーリーを読んでいくことで、
より理解が深まります。
マンガ版「バビロン 大富豪の教え」を読むメリット
マンガということで読みやすい
なんといってもマンガなのでストーリーを把握しやすいです。
小説ではないので活字を読み込む必要がありません。
その分ストーリーに集中しやすく登場人物に感情移入しやすくなっています。
今の時代にあったこの書籍の活かし方をコラムにて紹介されている
この書籍には物語と物語のあいだにコラムが書かれています。
いくら「バビロンの大富豪」が名著であってもそれは現代の社会とは異なる部分もあるのです。
例えば、前述したインデックス投資です。
バビロンの時代には当然なかったでしょう。
そういった補完をコラムでされています。
「所詮マンガ」「昔の教え」と侮ることなかれ。
子供も楽しみながら学ぶことが出来る
お金に関する教育は学ぶことが大切です。
しかもこの書籍では早めに始めた方がいいことが書かれています。
子供のころから始めてもいいのです。
和知自身ももっと早く知りたかったです。
新NISAの開始に伴い子供の投資教室も開かれていると聞きます。
マンガでお金のことを学んでもいいじゃないですか。
YouTuberであるオリエンタルラジオの中田敦彦さんもおっしゃっていました。
「子供のころに歴史のマンガが自宅にいっぱいあった。今では親に感謝している」と。
お金に関する教育で早すぎるということはありません。
インターネットが発展、進化している時代です。
「子供だから問題ない」では済まないことも起こり得えます。
なにかしらのトラブルに巻き込まれてからでは遅いのです。
お金に関する入門書として活用してみてはいかがでしょう。
YouTubeでも取り上げられている「バビロン 大富豪の教え」
「バビロン 大富豪の教え」はYouTubeでも取り上げられています。
今回は先ほど登場した中田敦彦さんと、
書籍「お金の大学」で有名なリベラルアーツ大学の両学長の動画を紹介します。
中田敦彦のYouTube大学【バビロン大富豪の教え①】100年読み継がれる世界的お金の名著！
オリエンタルラジオの中田敦彦さん、
ご存じの方のも多いでしょうがYouTuberとしても活躍されています。
上記のYouTube動画では「バビロン 大富豪の教え」が分かりやすく
解説されています。
「バビロン 大富豪の教え」のストーリーの流れに沿って
中田さんの意見を混じえながら解説されてますので、
飽きることなく視聴することができます。
前篇３本の動画に渡って公開されていますので、
興味のある方は見てみてください。
両学長 リベラルアーツ大学 【すぐに実践できる】90年以上語り継がれている大富豪の7つの教え【お金の勉強 初級編】：（アニメ動画）第43回
「お金の大学」で有名なリベラルアーツ大学の両学長も動画を出しています。
こちらの動画は７つの教えについてフォーカスされた動画です。
７つの教え＝〈黄金に愛される七つの道具〉を両学長の考えを
アニメーションの用いて解説しているので子供でも見やすくなっています。
両番組とも分かりやすく解説されているので是非参考にしてください。
「バビロン 大富豪の教え」まとめ
新NISAの開始に伴い貯蓄や投資への関心も高まっています。
今回紹介したのはマンガ版「バビロン 大富豪の教え」です。
こちらの書籍ではお金に関する不変の真理が学べます。
まずは基本の教えとして〈黄金に愛される七つの道具〉です。
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
〈黄金に愛される七つの道具〉をさらにアップデートしたのものが、
〈五つの黄金法則〉になります。
- 家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を貯える者の元には
黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう - 黄金に稼がせる勤め先を見つけてやり、
持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明であれば、
黄金は懸命に働くことだろう - 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、
黄金は離れることがないだろう - 自分が理解していない商い、あるいは、
黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに
投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう - 非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉に乗ったり
己の未熟な経験を妄信したりする者からは
黄金は逃げることになるだろう
いかがだったでしょうか？
これらは今日、今からでも実践できる内容になっています。
学んで理解したところで実践しなければ意味がありません。
今日から実践して是非お金持ちへの第一歩を踏み出してみませんか？
小説でも読んでみたい方はこちらもどうぞ。
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