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【おすすめ書籍】勉強法を学んで勉強しよう「何歳からでも結果が出る本当の勉強法」望月俊孝著

趣味

もっとも高貴な娯楽は、理解する喜びである
The noblest pleasure is the joy of understanding.

ーレオナルド・ダ・ヴィンチ(伊・芸術家)

何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 P6

冒頭は「何歳からでもできる 本当の勉強法」の最初のページから引用している。

インパクトある始まりだ。

ども、和知です。

今日は「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」(望月俊孝著)を紹介する。

現在簿記3級を勉強中の和知だが、

勉強法について検索したときに出てきたのがこの本だった。

勉強する上でより効率的に勉強したいとはだれでも考えるだろう。

少しでも楽をして、効率よく学びを得たい。

和知の願望だ。

今回こちらの本から和知の学びを書いていく。

ただしよく勉強法で言われる、学習したら睡眠をとり復習する、

スキマ時間を活用するなどの方法はこちらの本でも書かれているが、

メジャーなので省いている。

この書籍の中で行われている実験などについても、

結論をより簡潔にまとめていく。

この記事がおすすめな方
  • 受験勉強に挑んでいる現役の学生の方
  • 勉強に悩むお子さんを持つ親御さん
  • 「ひさしぶりに何かを学ぼうかな」と思いはじめた方
  • 還暦を迎えた後にも自分の可能性を追求したい方

まず「完璧主義」を捨て「完成主義」を目指せ

まずこの本で書かれているのが「完璧主義」を捨てるということだ。

作者は自身の紹介として若いころは完璧主義であったことを告白している。

就職先の配属研修の座学ではトップクラスだったのに、

実際の営業成績は28人中27位。

資産形成の為に始めた不動産投資に手を出し猛勉強したにもかかわらず、

バブル崩壊から約4000万の借金を背負う。

その後の事業の失敗などから累計6000万の借金を負う。

そのような境遇から「完璧主義」であったが故に、どん底に落ちてしまう。

そんな中作者が「完璧主義」からシフトしたのが「完成主義」だ。

「完成主義」とは

  • 自分にできることを最大限に認め、生かしていく
  • 自分にできないことを素直に認め、学んでいく
  • 自分にできることを相手の期待する水準まで、
    淡々と広げていく

というものだ。

「完成主義」にシフトすることによって、学習に対する取り組み方が変化する。

「完璧主義」を手放すことでできないことを卑下することなく、

「できないこと」を認め学習に取り組むことが出来る。

まずは「完璧主義」を捨てて、「完成主義」を目指す

勉強で大切なのは、「開始時刻」を守ること

試験勉強や受験勉強を始める際に、

「どれくらい勉強したら合格するか?」、

と考える方は多いのではないだろうか?

和知も実際簿記3級試験を受ける際には、

標準的な勉強時間を調べたりした。

ただ思い返してほしい。

集中して勉強しているときに時間を測っているだろうか?

気づいたら何時間か過ぎてた、という経験がないだろうか?

つまり、この「本気モード」に移行することを考えたほうがいい。

その第一歩が毎日の「勉強を開始する時刻」をきちんと守ることだ。

強い習慣が定着しやすい人は「時間的一貫性」があることが分かった。

「毎朝6時に定期的に運動をする」、

「夕食後は運動する」など特定の時間を決めていた人は

見事に運動の習慣が身についた。

なにかを始めたい方はいつも同じ時刻からなにかに取り組んでみてはいかがでしょう。

試験で使える記憶術は、たった2行で説明できる

ここで「究極の記憶術」を紹介しよう。

思い出しテスト:覚えたい内容を一読し、何も見ずに覚えたいことを紙に書きだす。
そのあと内容を照らし合わせる。

たったこれだけ。まさに2行。

一見すると知識のただの吐き出しに思えること作業。

でも実際にはその間に「記憶の再構築」が行われている。

明確な知識でないもいは文字にすることが出来ない。

そのため、脳内では急ピッチで記憶が整理され、

きちんと取り出せる形に区分け作業が行われている。

たった2行でできる最強の記憶術。

全体を2回読み直すまでは、蛍光ペンは我慢する

「大事な個所は蛍光ペンを引く」

学生時代を思い出してほしい。

教科書など大事だと思うところに線を引いた記憶はないでしょうか?

和知はある。

ただどこが大事なのか、すべて大事なんじゃないかと、

どこに引いていいのか迷うこともあった。

ここでベストだと言われているのが、

一度蛍光ペンを我慢して一度読み通し、

すぐに二度目に読んで大事な個所に蛍光ペンを引いていく方法だ。

いったん読み終えたあと全体像が分かったうえで読むと、

重要個所の輪郭がはっきりし、

スムーズに蛍光ペンを引いていくことが出来る。

さらに色を変えると効果的になる。

  • 【緑色】集中力を高める色/自然の色であり、重要個所のマーク全般におすすめ
  • 【黄色】もっとも学び手の注意を引く色/「ここは間違えたくない」という部分におすすめ
  • 【オレンジ】気分を高揚させる色/正解部分に〇をつけるときの色におすすめ
  • 【青色】生産性・思考力を高める色/数字やプログラム言語のマークに最適なほか、
    スケジュール長の期限の強調などにおすすめ

勉強開始時は、現状の「うまくいった点」だけを見る

「現状と目標の差をはっきり自覚して、自らの課題を明確にしよう」

目標達成の模範解答であり、

コーチング・プロジェクト思想の基本である上記の言葉だが、

勉強初心者を苦しめる要因にもなる。

そこで勉強の初期段階は、とにかく「できた部分だけに」ファーカスすることだ。

一度止めた問題でも解きなおす、

復習する、自分が出来たことを日記に書くなど、

できたことだけにファーカスしていくのだ。

そうすることでできることが増え、勉強が進んでいったところで、

「できない部分」フォーカスしていく。

まとめ

今回「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」(望月俊孝著)について

和知なりに勉強になったと思うところをまとめた。

  • 「完璧主義」を捨て「完成主義」を目指す
  • 勉強で大切なのは、「開始時刻」を守ること
  • 試験で使える記憶術は、たった2行で説明できる「思い出しテスト」
  • 全体を2回読み直すまでは、蛍光ペンは我慢する
  • 勉強開始時は、現状の「うまくいった点」だけを見る

上記したようなポイントが45項目書かれている。

様々な実験も行われており興味のある人は読んでみてはいかがでしょうか。

全部を読まなくても自分の興味のある項目だけ読んでみるのもいい。

AmazomPrimeに入会している方は無料で読めるようになっている。

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